2008.10.11 (Sat)
愛しく、優しく・・・
3時ごろには、汗ばむほどの陽射し。
これぞ、収穫日和ですね。

木曜日から本格的に始まったクリス家のぶどう摘み。
今年は、なかなか難しい収穫を迫られています。
たわわに実るぶどう達。
でも・・・、

甘いのとそうでないのがごっちゃ。
全部集めてしまうと、十分な糖度が確保できないんです。
なので、熟してないのを先に集めたり、残して摘んだり。
試行錯誤をしながらの収穫です。

去年のぶどうはとても甘く、安定した糖度が確保できました。
その代わり、全体的にぶどうの量が少なく、収穫量が足りなかったんですね。
今年はその反対。
量はたっぷりあるのですが、甘さにばらつきが・・・。
全部、同じタイミングで集められないという難しさ。
毎年、糖分たっぷりのぶどうがたくさんできてくれたらいいのですが、
ぶどうは、やはり自然のたまもの。
人間の思うように育ってはくれないものですね。

さて、ヌシャテルは秋休みに入っているので、子供たちの手伝いも多かったです。
また、ぶどう摘みは、年配の方にも人気。
退職して、暇を持て余している方も、それきた出番だ!とばかりに張り切って手伝いに来てくれます。

老いも若きも混じっての収穫は、リズムがあって進み具合は順調。
今年の人たちは、なかなかの働き者で、収穫はスムーズに進んでいます。

畑で摘み取ったぶどうは、まずトラクターで集めます。
その後、シャトーへ納める用のドラム缶へ。

一缶、大体400kg〜500kg入ります。
3缶集まったら、クリスママがシャトーへ!
今日は8トンから9トンぐらい摘めましたヨ。
糖度は、選別して収穫しているおかげで、なかなか良いとのこと。

夕方5時。
今日の収穫は終わりです。
明日は土曜日だけど、引き続き赤ワイン用ぶどう摘みです!
晴れてくれるといいな!

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ぶどう摘みの手伝いに来てくれている友達。初めてなのに、なかなかの働きぶりです。
腰の方は大丈夫かな?
ぶどうを摘むときは、愛しく、優しく・・・だそうです。
また、来週もよろしくネ。
2008.10.07 (Tue)
ぶどうの収穫を目前に
でもクリス家は、ちょっと遅れて今日は、明日の収穫準備をやりました。

ぶどう摘みは赤ワイン用から摘むのですが、今年はどうも出来にムラがあるようなのです。
このまま収穫に入ると、ヌシャテル州の最低糖度を確保できないのでは?という事態をクリスが心配し、熟していないぶどうを集めるという、ちょっと高度な?仕事でした。

青く光る赤ワイン用のぶどうたち。
クリス曰くは、透き通るように少し桃色がかったのがまだ熟していないというのですが、はて・・・?
ぶどうが摘みやすいように、まずはぶどうの周りの葉を取りました。
それから回収開始です。
「まだ熟し方が足りないなら、もう少し置いておいて、来週の初めに収穫したら?」と私。
「いや、ダメなんだ。
これ以上置いておいても、雨が降れば腐るだけだし、
風が吹けば簡単に落ちてしまう。
もう熟す期間は終わっちゃったんだよ。」とクリス。
素人が考えるほどにぶどうの収穫時期を決めるのは簡単ではないようです。
最初は、味見をしながら摘んでいた私。
でも、あまりに酸っぱいぶどうを続けて食べると舌がおかしくなります。
舌があてにならないのが分かり、やはり視覚で決定する事に。
まだ熟していないのに腐りかけていたり、カビが生えてしまったぶどうもあったりして、なんだか胸が痛みます。
1年かけて、この結果かぁ・・・。

今日は4時半まで8人で、2つの畑をチェックし、明日に備えました。
雨が時々ぱらつきました。
明日は午後はお天気がよいそうで、良い収穫日和になりそうです!

今日摘んだ熟し方の足りなかったぶどう達は、すぐさまぶどうジュースへ。
クリス達は、収穫の後、その仕込みにまたまた大忙し。
昔ながらの手動の搾り機です。
8時前までかかりようやく、ひと段落。
クリス、お疲れ様!
また、明日がんばろうね!
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赤のぶどうジュースは久しぶりです。
今年のぶどうは、去年に比べると全体的に糖度が低いかも・・・。
2008.09.30 (Tue)
ぶどうの収穫はいつに?
ということは・・・?
ヌシャテルで本格的なぶどうの収穫が始まるということですね!
ヌシャテルでは、大体収穫祭が終わって1週間後ごろから、本格的な収穫が始まります。
今年は例年通り、来週辺りから、始まりそうな感じです。

秋の農作行事の代表作と言えば、やはりぶどうの収穫♪
子供から大人までが一緒に共同で、摘み取り作業を行います。
南仏の背の低いぶどうと違いヌシャテルのぶどう畑は背の高い木ばかり。
かがまなくて良いのはいいですが、機械ではなく、はさみで一つ一つ切りとっていきます。
これが、なかなか結構きついんです。
今年の出来はどうかしら?
来週の収穫まで、今週は今まで以上に、太陽の出番を期待したいところです!

ぶどうよ、甘くなれ〜!
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朝夕、気温差は結構あるのに、なかなか色付かないスイスの山々。
そんな中で、ぶどうの葉はちらほら秋カラー。
収穫のサインですね!
2008.09.20 (Sat)
こだわりのワイン職人
こだわりのワイン職人に、このヌシャテルで、出会うことができました。なんという幸せ♪
クリスおススメのカーブは、ヌシャテルから西へ車で10分、オーヴェルニエという町にあります。
このカーブのワインのおいしさはもちろん知っていましたが、まさか製造方法にここまでこだわっていたとはというのが、嬉しい驚きでした。
そのカーブの名前は、メゾン・カレ(Maison CARREE)
ヌシャテルのおいしいワインを探しているという人に頼まれ、このカーブを訪ねることになりました。
カーブの存在を知っていたのに、今まで足を運ばなかったなんて!
こちらのワイン、知る人ぞ知るというカーブで、カーブでしかワインを買えません。
スーパーなどには卸していず、レストランや口コミで情報をえない限り、出会えないんですね。
この日は、息子さん(と言っても、50歳ぐらい?)が受け入れてくださいました。
このオーヴェルニエには、ヌシャテル州の名だたるカーブが集まっているのですが、そのオーヴェルニエで最初にワインカーブを開いたというメゾン・カレは、彼の代で6代目。
1827年からの創業だそうです。

その彼曰くは、「ワインのおいしさはぶどうにあり!」だそうです。
「ワインは自然の産物」という彼は、ぶどうの栽培からこだわり、自分の畑で採れるぶどうしか使わないそう。
そんな彼のモットーは、ぶどうの苗植えからワインの瓶詰めまでの仕事の80%は、ぶどう畑にあり!
ぶどうの出来がよければ、おのずとカーブでの仕事は流れ作業。
カーブで長く過ごすのは、ぶどうの不出来を補うということで、避けたいのだそう。
さて、彼をこだわりの「ワイン職人」と呼びたい理由は、その製造方法にあります。
最新設備の投入はせず、100年前のシンプルな作り方をそのまま実現することで、おいしいワイン作りを目指しているのだとか。
伝統だからではなく、わざわざそんな方法を採用する彼の自慢の機械はこれ↓

ぶどうの汁を搾る機械です。
そう。ぶどうを入れて、上から押すだけのシンプルな機械です。
でも、これでぶどうを搾ると、ぶどうの汁は濁らず、そのまま樽へ入れられるそう。
じゃ、最新の機械を使うとどうなるか。
この搾る機械が大掛かり。
大抵洗濯機のようにまわして搾るシステムになっていて、これだとどうしてもぶどう汁が濁ってしまうそうな。
ぶどう汁が濁ると、樽に入れる前に、フィルターにかけて透明にする必要が出てくる。
濁り成分を取り除くためだ。
すると・・・、
ぶどう汁からワインになる為の大切な成分である酵母も一緒に取り除かれ、その時点で「ぶどうは死んでしまう」そうな。
フィルターにかけると、人工的に酵母を加えなければならなくなるからだ。
酵母とは、ぶどうの汁を発酵させて、ワインへと変身するための重要な成分。
彼が、自分の製造方法にこだわる理由は、この酵母にある。
彼の機械を使えば、フィルターにかけるというステップは必要はなく、ぶどうの中にある酵母をそのまま使うことができる。
つまり、ぶどうを生きたままワインにできるというわけだ。

こちらは、搾り取られたぶどう汁を入れる樽。
ぶどうをていねいに搾り、そのまま木の樽に入れ、寝かせる。
何も加えず、白、ロゼ(ヌシャテルでは、ロイユ・ド・ペルドリ)、赤ワインによってタイミングに注意するだけ。
ただそれだけだそうだ。
なんだか、聞いていると自分にもできそうな気がしてくる。
おいしいぶどうを作りは、極力人間の手を加えず、ぶどうの風味を活かしてワインに仕上げることだそう。
「オーヴェルニエ」という名前のワインを売る彼は、その名に誇りを持っているました。
その名前でワインを売るには、オーヴェルニエで取れたぶどうしか使えない。
だから、彼はオーヴェルニエでぶどうを育て、そのぶどうでワインを作る。
それはすなわちオーヴェルニエの味なのだそう。

彼のカーブには、1種類を除き、辛口ワインしかありません。
甘口だと甘さを均一にするために発酵成分の調整をする必要が出てくる。
ある程度の甘さになれば、発酵成分を止めるものを入れるのが簡単らしいけど、それではワインは死んでしまう。
人工的に調整したくない彼は、その必要がない辛口ワインの製造に搾っているのだとか。
ティスティングもしっかりさせてもらい、あれこれ10本ほど買いました!
私のお気に入りは、辛口白ワインです。
オーヴェルニエのこだわりワイン。
確かにその味がしましたよ。
グラスに顔を近づけるとふんわりただよう香りは、それぞれのぶどうの香りがよく出ており、また口に含んだ時にふっくらと広がるぶどうの味は何とも言えず、口にしばらく残る余韻まで楽しむことができました。
繊細で、上品な味で、まさに、一口惚れしました♪
さっぱりした日本食に合いそうですね。
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温暖化が進む地球。
スイスも例外ではなく、20年前より暖かくなっています。
そのおかげ?で、ヌシャテルの風土は、ピノ・ノワールのメッカであるブルゴーニュの気候と似てきたそう。
ということは・・・、
ヌシャテル産のピノ・ノワールの赤ワインが、ますますおいしくなる!ということですね。
2008.04.29 (Tue)
黄色いぶどう畑で恋を成就?
辺り一面、真黄色。
こんな感じで。

クリスから、「あれ、もう咲いちゃったよ。」とは聞いていましたが、こんなに咲いてるとは思っていませんでした。
クリスの「咲いちゃったよ」とは、すなわち、「もう食べられないよ」という意味です・・・。
そう、このライオンの歯を食べたのは、2ヶ月近く前。(その時の話は、こちらから)
ここまで成長しちゃうと、見た目には綺麗ですが、もう食べられません。

下草の緑が青々として、眩しいぐらい。
たんぽぽの黄色が緑に映えて、いかにも春らしい風景ですね。

真ん中に写る木は、りんごの木です。
さくらんぼはもう散ってしまいましたが、りんご、カリン、洋梨は今が咲きごろです。

このたんぽぽが綿毛になるのも、もうすぐ。
辺り一面に、ふわふわ雪が飛びます。
たんぽぽの花言葉と言えば、「神のお告げ」とか、「愛の神託」。
好きな人を想いながら、たんぽぽの綿毛を一吹きで飛ばせたら、恋が実ると言われていたそうです。
片思いの方、ぜひ、お試しください☆
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