2008.05.05 (Mon)
不思議な宮殿 パレ・イデアル
日本のGWほど大きな休みではありませんが、祝日が何日かあり、この祝日と週末をくっつけて、4,5日の旅行に出かける人が多いです。
私達も、友人ルイジと一緒に南仏の旅に出かけることに。
目指すはプロバンス地方ですが、移動日の初日、リヨンから南へ約100キロほど走った小さな村に寄ることにしました。
Hauterives(オートリーブ)と呼ばれる村です。
この村には、パレ・イデアル(理想宮)と呼ばれる宮殿があることで有名なのです。
Vienne(ヴィエンヌ)のインターチェンジで高速を下り、宮殿なんて、ホントにあるの?と思われるような
その村が見えてきました。
村の中をしばらく歩き、パレ・イデアルの入り口にたどり着きました。
外からは覗けないよううまく塀がしてあって、見たければ入場料を支払って、中へ入らないといけません。
料金は、5.3€。
ちょっと高い?
と、思ったけど・・・・、
じゃーーん。

ファンタジーな、オリエンタルな、不思議な建物が前に。


このパレ・イデアル。フランスではもちろんのこと、世界的にもとても有名なのです。
なぜかと言うと、不思議な様相をしているのもありますが、建てた人が平凡な郵便配達人だったからです。
ファクター・シュヴァル(郵便配達人のシュヴァルさん)は、郵便配達の仕事に着いて以来、幻想的な宮殿を建てることを夢見て働きます。
ある日、一つの石につまずき、自分の夢を現実化させることを決意するのです。
それが1879年こと。
その日から毎日、郵便配達の仕事をしながら、石を拾い、宮殿を建設し始めました。
33年後の1912年。
宮殿は完成します。
彼はこの宮殿を、パレ・イデアル(理想宮)と名付けました。
郵便配達人が一人で33年かけて建てた宮殿。
訪れる人の好奇心を沸かせますよね。
ところで、このパレ・イデアル。居住用ではありません。
例えば、右の写真は、石と貝でできたシャンデリア。
彼は、宮殿の向かいの自宅に住んでいました。
この宮殿は、ファクター・シュヴァルの夢を実現化したもの。農夫の息子であり、平凡な郵便配達人であった彼の、「宮殿を建てる!」という、いわば時代や身分を越えた挑戦であったわけです。
なので、宮殿のあちこちには、彼の言葉が刻まれています。

では、宮殿の反対側も見てみましょう。



この宮殿の面白いところは、内部や二階も全部見て回れるところにあります。
子供から大人まで、いろいろな入り口や階段を試していました。
私達も二階に上ってみることに!


これを一人の人間が建てたなんて、信じられないぐらいスゴイですね。
世界の人が、この宮殿に注目するわけです。
ちょっと寄るつもりが、3時間近く過ごしてしまいました。
最後に、ここを眺めて、車に戻ることに。

お天気もよく、祝日だったこともあり、たくさんの人が来ていました。
ものすごーーーく、交通の便が悪いところなのにと、変に感心してしまいました。
あ、そういう私達もか・・・。
パレ・イデアル。興味のある方は、HPをチェック!
http://www.facteurcheval.com/
英語と仏語です。
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「ファクター・シュヴァル、男のロマンを感じさせる!」
と、クリスとルイジ。意気投合していました。
夢の実現は、訪れたみんなに勇気と希望を与えたようですネ☆
いつになったらヨーロッパの方まで足をのばせるのか判りませんが、もしも近くまで行くことがあったら寄ってみます

住めない石の宮殿・・・!?みたいな。
彼無き後、オートリーブがこの宮殿を得て、一般公開されてから、この村は有名になり、100年経ってなお、人々を惹きつけているんですね。ファクター・シュヴァル様様ですね。
きっと満足すること請け合いです!
アメリカから来たというカップルに会いましたよ。
リヨンに始まり、プロヴァンス地方を中心に南仏を回られていると言ってました!
33年の時間をかけて作るなんてすごい人が世界にはいるのですね。スペインのガウディみたいですね。
後世に残せる偉大なものが作れるなんて人のロマンですよね。
偉大なことを目指し、やり遂げる。
一つの石が、宮殿に変わったのだから、スゴイことよね。
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19世紀の時代にこれを作った郵便配達のおじさん。。。人間、なんでもやろうと思えばできるんだなぁ・・・。