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スイスの田舎からスローライフ便り

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2006  11:04:32

国境の城 シャトー・ド・ジュー

シェアブログ1734に投稿

スイスとの国境近くにある、フランスの城、Chateau de Joux(シャトー・ド・ジュー)に行きました。

Joux1


スイスからフランスへ、国境を越えて、しばらく走ると、突然巨大な岩壁が目の前に立ちはだかります。フランスへの道を阻むかのように立ちはだかるこの岩壁の上に、関門の如く建てられた城が、Chateau de Jouxです。

このお城、フランスの中心からは遠く離れた辺鄙な地にありながら、多くの人が関わっています。この城の重要性に目をつけたのは、あのフランス国王ルイ14世です。

また、フランス革命の少し前、革命家ミラボーはカード遊びで破産し、この城の牢屋に閉じ込められたことがあります。その部屋は今も残っているんですね。

そして、ハイチ(国)にとっては、植民地ハイチに自由をもたらした人、Toussaint(トゥッサン)を閉じ込めた城として、有名です。
ハイチの英雄を閉じ込めたのは、何をかくそう奴隷制度を奨励したナポレオンでした。ナポレオンはトゥッサンの逃亡を恐れて、牢屋に特別な仕掛けを施したほどです。

Joux7 Joux8

その仕掛けのせいでトゥッサンは6ヵ月後、この城で亡くなりました。
(どんな仕掛けか分かるかな?)


では、まずこのお城の歴史から、
中世の時代、このお城はJoux(ジュー)という領主のお城でしたが、破産したためフランス王家の城となりました。
その後、フランス王の中に、スペインの王になった王がいて、城は一時的にスペインのものになります。

ルイ14世がフランス国王となったとき、この城の重要性に気づき、スペインからこの城を奪回します。

Joux2


ルイ14世はこの城を強固な要塞へと改造していきます。
この凱旋門は外壁と城とをつないでいる門ですが、スペインとの戦いの勝利を記念して作られたものです。
あいにくと、革命時代に削られたせいで、フランス王家の象徴ユリのマークは消えてしまっていました。

なぜ、そんなにこの城が重要か。
この城を上から眺めるとよく分かるんですね。

Joux3

これは東、スイスの方向を撮ったものですが、このように、スイスの軍勢(当時はプロイセン)が攻めてきても、一目でわかる位置にあるんですね。
また、この地は、南はローマにつながっているという、交易の面でもとても重要な地点だったそうです。

ルイ14世がスペインと戦争をしてでも、自分のものにしたかった意味がよくわかりました。
そして、この城に目をつけたのは、彼だけではありません。

フランス革命後、次に目をつけたのがナポレオンでした。
ナポレオンのおかげ?で、現在この城の上部にはパリのアンヴァリッドのごとく、武器や軍服を展示した美術館になっています。

この城の重要性は、城の内部を進めば進むほど伝わってきます。

まず、兵士たちが常駐する建て屋の壁には日時計。
8時間ずつの3交代。24時間体制で、この城を守ったそうです。
Joux5

 ↑太陽のマークはもちろん、ルイ14世のシンボルです。

 ↓スイス側の壁は厚さ4メートル。鉄の爆弾にも耐えれるようにとのこと
Joux4

(厚ければいいというものでもないような気がしますが・・・。)

階段はできるだけ細く。もちろん、敵の侵入をできるだけ少なくするためですね。
Joux6


最上階は標高1,000メートルもあり、何ヶ月も篭れるよう、井戸が掘られています。

最上階まで来たので、後は降りるだけ。
お城の中心にある中央階段を使っております。
一度降り始めたら、引き返せません。とにかく階段を下りるのみ!
Joux9

かなり目が回りました。

1,000メートルの階段を降り、地上に到着。
出口の前に大きな井戸が掘ってありました。
深さ140メートルあるそうです。
水を得るために掘られたこの井戸の使い道は?
Joux11

死体廃棄だったそうな…。

ここが出口。
Joux12


これで1時間半のガイド付きツアーの終了です。
城は複雑な作りになっていて、見学者が迷って、城に閉じ込められることのないようツアーでしか回れないようになっています。

午前と午後に1回ずつあるとのことです。
料金は大人5.8ユーロ(800円ほど)でした。

Chateau de JouxのHPを見つけました。こちらから!



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次は、この城にまつわる悲劇の夫人、ベルタについてお話しましょう。
こちらから
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 フランスのこと

- 2 Comments

みねゆりか★(カリュ)  

う~ん、国境越え、したい!

ブログ、出来たんですね!おめでとうございます☆

気軽に国境越えが出来るって、ヨーロッパの特権ですよね!
私が行き先をヨーロッパに決めたときも、鉄道で国境越えがしてみたい!というただそれだけの理由からでしたぁ…

それにしても、一枚目の写真、なんかこの世のものではないみたい…
完全に、映画か小説の世界ですよぉ…神々しい!
ルイ14世の!へぇ…す、すごいですね。私も歴史は余り詳しくないけど、ベルバラv-254何度も読んでたんでつい、食いついちゃいます★
陸続きだからこそ国々間の侵略や戦いの歴史が多いですよね、ヨーロッパは。

井戸、見た瞬間、ぞくっとv-12しました。
それで、遺棄場だったって… やっぱりね、とか思っちゃった。
ああ、歴史とは何ともおどろおどろしや~





2006/10/26 (Thu) 02:48 | EDIT | REPLY |   

めい  

いらっしゃいませ~

カリュさん、初コメントありがとうございます!
そうですね。スイスにいると国境超えは簡単。
でも、フランスからスイスに戻ってくるとき、ちょっとドキドキなんです。どこの国でも入国の方が出国より厳しいですよね。スイスの入国管理局の人はいつも、両手を組んで、ぶっきらぼうに、申告するものは?って質問してくるので。
フランス入国は超簡単ですよ。大抵、顔も出さないですね。

2006/10/26 (Thu) 05:00 | EDIT | REPLY |   

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